キックボードで伊豆大島一周サイクリング(3) 地層断面/サンセット


より大きな地図で 20110817 伊豆大島 を表示

二日目の今日は伊豆大島北端の「乳が崎」まで、島の西岸を走破します。途中、元町港で今晩泊まる予定のホテルに荷物を放り出す予定。

昨晩は初めてのキャンプ場での一人野宿。寂しさのあまり、トンデもない時間にいろんな人に迷惑メールをしてしまいスミマセン。



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7:00 おはようございます。カラっとした気持ちの良い朝だ。

わたしを寝不足にするためだけに吹いてた強風もすっかり止んでいる。



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まずはモーニングコーヒーをと、この珠玉の一杯のためだけに持ってきたイワタニ・ガスバーナーで湯を沸かしてみた。

自動販売機で缶コーヒーも売ってたが、つーか、ここで使わないと、ここまで運んできたのが唯の筋トレになってしまう。



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7:44 お湯が沸いた。気持ちのいい朝、ひと気のない広大なキャンプ場で飲む自分で煎れた珈琲は最高だ。

目が覚めると顔と体と心を洗いに炊事場へ行った。全身が気持ち悪い。

トウシキキャンプ場は「シャワー・トイレ完備」との事前情報を得てたので、昨晩、寝る前にシャワーを浴びようとしたが、行ってみるとシャワールームに壁がなく、またシャワーコーナーを取り囲むように大家族がキャンプを張っており、子供の教育上、目の前で裸体になるわけにはいかず、汗臭いまま寝てしまったのだ。

3秒で頭が洗える坊主頭の特権で、早朝でひと気が少ない台所で頭と顔と上半身と手足をワイルドに洗った。さすがに下半身は紳士として難易度が高い。どうせ一人旅だしホテルの温泉まで我慢しよう。



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歯磨き後、もう一杯、コーヒー飲んで本日の計画を練った。伊豆大島一周道路の西側は東側よりは街よりで起伏も平坦なため、昨日よりは楽だと踏んでいた。何とか昼までに中間の元町港に辿り着き、そのまま、ホテルへ直行、邪魔な荷物を預けたかった。

途中、伊豆大島観光の名物「地層断面」を見て、元町港を抜けて、西の海岸線を走るサイクリングロード「サンセットパームライン」に入り、北端の「乳が崎」に到達する。やっとエンディングが見えて来たぞ。

9:28 大体のルートを確認、未来予想図ができあがるとテントを畳んでキックボードに荷物を押し付け出発した。



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しばらく海岸線を走った。やや雲が出てきて雰囲気が南国から、やや「日本海」入ってきた。波の音も心持ち「ザッパーン」だ。

ちなみにキャンプ場で何人かと挨拶したがトウシキキャンプ場は釣り客が多いらしい。よし、次、来るときがあれば釣り人として来よう。キックボードは間違いなく置いていく。



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伊豆大島の西側は、写真のような商店や自動販売機もポツリポツリあり、ノーマンズランドな東側とは文明度が縄文時代と大化の改新くらい違う印象。

体力の消耗を避けるためそのままスルーする予定だったが、よく見るとクロネコヤマトの看板が見えない?早速、飛び込むと、もはや用済みのキャンプ用具や懐中電灯、そしてまったくもって無駄だった対ゾンビ撃退兵器をすべて宅急便で送ってしまった。

荷物が劇的に軽くなった!両手広げて尋常なくハバたけば空飛べそうだ。



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やっと道端の綺麗な蝶や、丸の内のOLさんを愛でる余裕が生まれた。



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島の西側はアップダウンも少なく、写真のようになだらかな傾斜の道がほとんどだ。そして車重が半分近くになり気持ちよく滑っていける。こりゃ楽チン。



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10:30 道の先にデッカいバームクーヘンが見えてきた。



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これが度重なる三原山の噴火で出来た大島観光名物の「地層断面」です。高さ30m、長さ600mにわたって続いてるそうで、巨大さに圧倒されます。他に数組の観光客が自転車や車で来てました。

ちなみに一番下の地層は15000年前らしく、アトランティスの神々の指紋が無いか探してしまった。



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11:31 天気が良くなり日差しが照ってきて海がギラギラと綺麗に輝いてます。わたしの全身も大量の青春の汗でキラキラと輝いてます。

しかし昨日からペットボトルの消費量が尋常じゃない。体中の水分が3回ほど入れ替わってる。

伊豆大島の西側は数キロ間隔で自動販売機が点在しているのですが、先を見越して大量にペットボトルを買うと重量が増し疲労倍増、使いきり方式で行くといざというとき「ファミレスの法則」と同様、自動販売機がなかなか現れず行き倒れの危機、と判断力が問われます。



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11:39 大宮神社に来た。神社マニアとしてこの旅行に出かける前は鼻息荒く、島全ての神社を制覇する勢いだったが、今は無駄な体力の消耗を避けるため、入口からの写真のみだ。

正直、いくら荷物が軽くなったとはいえ全身ヘトヘト。写真の階段を上がる気力はまったく残ってない。



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11:52 元町港直前の「伊豆大島火山博物館」に来た。
ホテルもあと少しで予定通りだ!

ここは世界でも数少ない火山専門の博物館で、三原山だけでなく世界中の有名火山について様々な写真や資料の展示がされてるそうだ。税金の無駄遣いとしか思えないほど半端無く綺麗な建物に、こりゃ中のクーラーの効きも半端なさそう、と涼みに立ち寄ることにした。



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キックボードを新型セグウェイと言い張り、乗ったまま館内に入りたかったがそうもいかず、自転車用のワイヤーロックでリュックとセットでロックした。

まあキックボードごと持ち去られたらどうしようもないんで、可能ならばキックボードは地球ロックが必須。



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入口です。とても綺麗な館内は三原山噴火当時の迫力映像や、火山内部への探検が体験できるシミュレータカプセル、火山ドキュメンタリーの上映など、なかなかの充実ぶりだった。

そしてクールビズに挑戦するがごとくの冷房の効き具合。こりゃ寄って正解。



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12:40 元町港手前の交差点を右折、急な坂道を内陸の三原山方向へ登っていくと、ついに本日泊まる予定の老舗ホテル「ホテル椿園」に辿り着いた。

チェックインはまだですが、ここでリュックを親切なフロントの方に預けてさらに身軽になり、機動力と男前が格段に上がった。ドラゴンボールで例えると、劣勢の悟空やピッコロが実はとんでもなく重いマントやリストバンド、Tシャツなどを身に着けてて、戦闘の途中でそれらを脱ぎ捨てると一気に戦闘力が跳ね上がるのと一緒だ。



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すでに半分以上走破している。時間も体力も余裕が出たので、元町港で昼飯を食べた。エキゾチックな地元の定食屋などもあったが、あまりの暑さに旅の風情など一切関係なくこの界隈で見た目が一番涼しげだった、小奇麗な「CAFE ISLAND」に入った。客はわたしだけの貸切だ。



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14:02 元町港です。

もしも初日、船が北端の岡田港ではなく元町港に着いてたらどういう道程になってたか、ドラえもんの「もしもボックス」で確認してみたい。昨日中に挫折して家に戻っており、この記事も削除されてるかも。

しばらく海を眺めた後、このまま北端目指して進みます。



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14:13 元町港を過ぎたところで大島一周道路を左折し島の西岸に出ると、レンガ造りのサイクリングロード「サンセットパームライン」に出ました。陽に焼けた赤い道が、島の西岸に沿って北端の「乳が崎」まで続いてます。

路面はかなりヒビが入っておりキックボードのハードタイヤだと非常に走りにくいが、青い海・赤い道・緑の芝生、と3色の風景が楽しめ飽きません。



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サイクリングロードの脇には美しい芝生が広がり休憩所が点在してました。

しかし有名なサイクリングロードなのに走ってるのがキックボードだけだぞ。



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14:32 途中、流れ出た溶岩が固まった跡があった。

あと少しだ!エンディングロールが流れ始めました。



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おっ?道がないよ!?



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15:04 もう先に進めない。終点だ。

ついにキックボードで伊豆大島一周を成し遂げました!!

エアいいね、してください。



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乳が崎手前の「野田浜」の波の音をBGMに、しばし感慨に浸ってます。

※※※

ちなみにスタート地点が野田港なので、正確に言うとこの時点では一周ではない。まあわたしは細かいところは気にしないハイブリットなA型だ。結果的には、明日一周を達成することになる。



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15:23 達成感と夕食が正座して待ってるのでホテルに戻ることにした。

サンセットパームラインを少し戻って内陸に左折した。写真のトンネルは何と大島空港の真下を通っており、ここから大島一周道路に最短で戻れる。



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トンネルを上がると「ぶらっとハウス」があった。

ここは獲れたての新鮮な野菜や切り花、大島牛乳、アイスクリームなどを販売してる直売所&牧場で、テラス席もあり観光客が散策がてら訪れてた。

三度目の大島牛乳の一気飲みをしたかったが、夕方で売り切れてたため、アイスクリームを一気舐めした。



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撮影のためピントと構図を合わせるべく一生懸命デジカメのモニターだけ見てたら、真夏の熱気であっという間に溶けてしまってた。



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18:37 ホテルに戻って達成感をデザートに、ラストディナーです。

二日ぶりに風呂に入り、空調の効いた部屋で柔らかい布団で寝れ、しかもトイレはウォシュレット!昨日のトウシキキャンプ場での原始生活と比較すると、弥生時代と現代ほどの差がある。

あとは明日昼、船で帰るだけだ。(続く)

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