キックボードで伊豆大島一周サイクリング(4) ホテル椿園


より大きな地図で 20110818 伊豆大島 を表示

最終日です。本日の昼便で伊豆大島をオサラばし東京に戻ります。
って、ここも東京都か。

伊豆大島の船の発着港は、前にも言ったとおり直前でドタ変更される。

出港がホテルのある元町港なら、午前に温泉入ってお土産買って鼻クソほじってマッタリできるが、往きに着いた北端の岡田港なら、戦いはまだ終わってない、とばかりに再び汗かいてキックボードで岡田港まで移動する必要がある。

間違いなく日頃の行いがモノを言う展開だ。そうか、このときのために普段、善行を積み重ねてきたのか。



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9:39 昨日はそれほど話にも挙がらなかった「ホテル椿園」の部屋です。

写真のとおり可も無く不可も無し。老舗のホテルだけに全体的に古臭く設備はショボいが、接客はとても良く食事も美味しかった。

そして何といってもこのホテルの全室ウォシュレット完備の安心感は異常!!性格・容姿・3サイズ等、あらゆる欠点を凌駕するレベルです。


というわけで、出港は岡田港に決まりました。




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部屋から見た千本桜ならぬ千本の椿が植えられてるというホテルの庭園です。他にもツツジ・紫陽花など四季折々の風景が楽しめます。

そんな素朴な思い出のホテル椿園ですが、2013年10月の台風26号による被害で、椿の咲き誇った庭もホテルの建物一階も、押し寄せた土石流に埋まり、大きな被害を受けて休業したようです。従業員の方々が無事だったのが幸いでした。伊豆大島の早期の復興を祈ります。(2014年追記)



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10:22 チェックアウトし、元町港の東海汽船待合所の前にある看板の前で記念写真。多くの人にとっては伊豆大島に来て最初に網膜に入る情報だ。



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10:33 元町港バスロータリー前のお土産屋兼カフェで本日の計画を練った。

出航は岡田港を13:20なので、余裕もって11時半には移動を開始したい。温泉は、いくら15分前に起きれば朝シャンしてネクタイ締めてコーヒーを一気飲みして出勤可能な坊主頭のわたしとはいえ、ちょっと余裕がないか。

というわけで、残った時間は元町港付近の観光地を周り、早目の11時半くらいに岡田港へ向け移動することにした。いつもながらの坊主頭の冴えだ。



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11:04 「ホテル赤門」の脇にある「為朝の館跡」に来ました。

源為朝は平安時代末期の武将で源義朝の弟。弓の名手として知られ、保元の乱で敗れて伊豆大島に流されたが、その後、伊豆諸島一帯を支配したことで朝廷の討伐を受け自害しました。

2m10cmの大男で左腕が右腕よりも12cmも長い強弓の使い手、勇猛で傍若無人、兄たちにも遠慮しなかったという逸話があり、「花の慶次」のような権力に屈せずカブいた豪傑として伊豆大島の人達にとても親しまれてます。



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伊豆大島に「あんこ人形」彫刻の技法を伝えた彫刻家・木村五郎氏の小さな資料館、兼喫茶店「藤井工房」です。あんことは島の娘のこと。

アートな喫茶店でアイスコーヒーを飲みたかったが、残念ながらお休み。普段の善行の効果はどうした!



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11:53 岡田港に向けて、大島一周道路をラストラン中。
結局、走ってばっかりだ。

車なら15分だが、念のため1時間くらいはかかると見て、早目に出た。余った時間はお土産タイムのバッファとする。



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12:22 40時間ぶりに岡田港に戻ってきた。全てはここから始まったのだ。尚、この時点で公式記録でも正式に伊豆大島一周しました。



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こなきじじいの呪いからやっと解放されるときが来た。

二日前、溢れんばかりの不安を抱いてキックボードを組み立てたのと同じ待合所でキックボードをしまった。3秒で労を労わった後、貴様にはすでに用はない、と宅急便で送り返しました。



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13:12 お土産を吟味した後、大型客船「さるびあ丸」がゆったりとやって来た。いよいよ別れのときだ。



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13:38 出航した。伊豆大島が見る見る小さくなっていく。
さようなら!



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太平洋です。天気も良く風が気持ちいい。



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甲板に上がってみた。360度大海原だ。



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帰りは1等船室を取った。値段は時期にもよるが9800円。この先は映画タイタニックのジャックは一緒に行けない1等船室の区画となる。

1等船室は写真の扉の先の専用スペース区画にあり、明るく広い10名部屋で比較的、布団スペースがあるため優雅にゴロ寝が可能だ。ちなみに一番安い雑魚寝の2等船室は5000円、個室の特等だと14000円くらい。

疲れを癒すのと船酔い対策を考慮し、1等を早目に押さえておいたのだが、部屋に入ったら何とわたしの貸切だった。

ちなみにレオナルド・ディカプリオが演じた三等船客ジャック・ドーソンは架空の人物だが、犠牲者の中にジョセフ・ドーソンという同姓の人物がおり、映画タイタニックのヒット後、墓碑に「J.ドーソン」と刻まれた彼の墓所を訪れるファンが多かったという。



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デッキに出た。日差しが当たらず海風がとても気持ちいい。こりゃ船室に篭る必要はないね。結局、1等船室内にいたのは5時間中、5分くらい。ほとんどをこのデッキでジョジョのワムウのように風を感じながら読書して過ごした。

1等船室は夜便でガチで寝るんなら意味を為すが、昼便だと2等で充分だ。

あきらのレベルがあがった。
へんさちが2あがった。
おとこまえが15あがった。



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16:11 食堂に行ってみた。お昼時間をずらしたため誰もいない。



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きつねそばを頼んでAKBの柏木由紀さんと一緒に食べた。

ヤンジャンは伊豆大島も東京と同じく木曜日に発売されてた。

って、何度も言うけど伊豆大島も東京都。



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17:14 見慣れたお台場が見えた。ついに帰ってきた!



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17:15 レインボーブリッジをくぐってゴール!



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というわけで、無謀にも挑戦した伊豆大島一周50kmを見事達成しました。今回の反省点としては以下の二点。

・荷物があまりに重すぎた。
・キックボードのブレーキ性能が貧弱

荷物については、キャンプ用具は仕方ないが扇風機付き懐中電灯や対ゾンビ撃退兵器など、俺は一体何と戦ってるんだ?ってくらい過剰装備過ぎた。結論としては、キックボードとキャンプの両立は無理。次回(?)は金に糸目を付けず、豪華ホテル泊まりにして荷物は極力減らすべき。

貧弱なブレーキ性能については、山道のようなハイレベルな走行では後輪のフットブレーキだけでは制動距離が伸びるため、下り坂ですら快適に滑れずほとんど歩くはめになった。前輪にハンドブレーキを追加で付けられれば、現状でもブレーキ性能が向上するだろう。東急ハンズで研究だ。

今回の旅の総括としては「ウォシュレットは日本文化の誇り」です。(完)

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キックボード mictro

micro whiteを購入検討中にこちらのブログに出会い、伊豆の旅日記を一気に楽しく読ませていただきました。

 キックボードで一周とまでは私は考えてないのですが、舗装された、たとえば都内を走ったりするぶんには、乗り心地はどうでしょうか??
 
 一番気にしている点はガタガタとしたコンビニに荷物をおろしてくる荷台のような音がしないだろうかとか、予想以上に進まないとかです。

 あと、、スペアで空気(Air)タイヤもお持ちのようなのでが、これはどちらで手に入れられたのでしょうか。乗り心地も教えていただけるとうれしいです^^

 質問攻めでスミマセン・・・。

Re: キックボード mictro

>Tomoさん
akiraulです。初めまして~♪
コメントどうもありがとうございます。

大口径ウイールでデッキも広いですし乗り心地はキックボードの中ではいい方だと思いますよ。ハンドルの持ち心地も私の身長だと丁度いいです。乗り心地がいい分、重く、コンビニへの持ち込みなど取り回しづらい面もありますが。

走行音については路面と、出すスピード次第ですね。例えば大きな駅の地下構内のようなツルツルの路面だとまったく音はしませんし、一蹴りで驚くほど進みます。普通のアスファルトでも気になる音ではありません。路面の荒いアスファルトだとそこそこの騒音と振動となりますが、例に挙げられた搬入用の荷台ほどの騒音はしないと思います。わたしは荒れた路面の場合、歩道と車道の間の白線の上をゆっくり走ってるので気になる騒音は出てないと思いますが、気にするかどうかは個人差もあるかもしれませんね。

Airタイヤは持ってません。恐らくブログの写真で見られたのはmicro blackのタイヤだと思います。
伊豆大島に行く前に念のためスペアタイヤをmicroのホームページから直接メール出して注文したのですが、micro white用のを注文したつもりがmicro blackのが来て、返品するのも面倒くさかったんでそのまま使ってます(笑)タイヤ2個と送料で3580円でした。

Airタイヤと言えば、Micro Flex Airのウイールが見た目のサイズ的にそのまま付けられるんじゃないか、と思ってますがよく調べてません。Airタイヤでしたらどんな路面でも騒音は皆無、乗り心地はとても良いでしょうね。ただ一蹴りの進みが悪いと思われるのと、空気漏れが気になります。取り急ぎ、騒音を気にされるのでしたらMicro Flex Airも検討されてはいかがでしょうか?

またぜひご訪問ください。今年は埃被ったキックボードに乗って、色々、出かけようと思ってます(^^)

No title

お早いお返事ありがとうございます。

なるほど。思ってた以上にmicro君は良い商品なのですね。

安心しました。

 また冒険にでた際はぜひブログにしてくださると助かります。

くれぐれも事故のないようにお気をつけて ^^/

Re: No title

>Tomoさん
micro whiteは重さと持ち運びにくさ以外は気に入ってます(^^)

花粉が落ち着いたら皇居一周か三宅島あたりに行こうと思ってます。
今は完全にニートみたく部屋に引き篭もってますが(笑)

凄い!!

自転車で大島を一周しようかなと思い色々と調べていてこちらのブログにたどり着きました。
記事拝見させて頂きました。
素晴らしい行動力と実行力です。凄いです。
強い意思があればキックボードでも一周できてしまうんだと、感動しすごく刺激を頂きました。キックボードでの挑戦は、色々とご苦労なさったと思います。
これからもちょくちょくお邪魔させていただいたます。

Re: 凄い!!

>ぴょん太郎さん
akiraulです。初めまして~♪
コメントどうもありがとうございます。

キックボードでの一周は体力の無い自称・都会人のわたしだったため、とても大変でしたが、普通の人ならどうなんでしょうね。でも大島はブログにも書きましたが、真ん中に三原山があるためアップダウンが激しくベテランサイクリストも結構、苦労するそうです。となると我ながら結構頑張ったのかも(笑)

大島行かれたときは、時間の都合がつけば、ぜひ夕方に西岸のサンセットパームラインを北端から元町港へ向かって走り、元町港の近くにある浜の湯で露天温泉に入ってください。とても素敵な夕陽が見れるそうですよ(^^)


ところで、先ほどぴょん太郎さんのホームページ拝見させていただきました~ぴょん太郎さんはまさに冒険家ですね!こちらこそちょくちょくお邪魔させていただきますね(^^)
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