長野・上高地でパワースポット巡り(2) 西穂山荘/明神池観光


より大きな地図で 20110918 上高地 を表示

二日目。今日は西穂高岳の中腹にある西穂山荘目指してトレッキングします。ガチっぽい登山は「小学校の高尾山以来」というのに大丈夫か?



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7:30 目が覚めて外の共同トイレに行くと、心地よい朝日が昇ってました。昨日と違い、快晴の予感がヒシヒシとしてきている。



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森のリゾート小梨の共同トイレハウスは泊まったケビンの目の前にあります。

昨夜はトイレ内を「宇宙生物」のような得体の知れない蜘蛛や虫が闊歩しており、安全装置を外した電動ガンを常時構えてなければ用を足せないレベルだったが、朝日を浴びて魑魅魍魎はすっかりいなくなってた。



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友達が朝食を作ってる間、わたしは率先して見張り役を引き受け、外で珈琲を飲みタバコをふかしつつ「敵」が来ないか一人警戒してました。



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9:35 朝食後、さっそく河童橋に繰り出しました。どこぞの晴れ男に「やり過ぎちゃう?」って言いたいくらい、とんでもない快晴となっている。



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河童橋が見えてきました。観光客の歓声が周囲に響き、昨日と比べ明らかに雰囲気が違うぞ。



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快晴に恵まれた河童橋の雄姿です。

今日の予定は、
・午前は西穂高岳をスキップして登り、標高2385mにある「西穂山荘」で昼食
・午後は上高地を散策、パワースポットの明神池でぬらりひょんの孫を探す
という、初心者向けの無理のない計画です。

少し前に伊豆大島50kmをキックスケーターで一周した江戸っ子のわたしからすれば、正直「少しヌルいな」と思った。



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まあ団体行動なんで仕方あるまい。協調性はわたしの数多い美徳の一つだ。

梓川の川原に降りてみた。サンダルにかかる水が冷たくてとても気持ちいい。このまま川沿いを西穂高岳への登山口がある大正池方面へ向って歩いていきますが、わたしだけ「ウサギ飛び」でもいいくらいだ。



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途中、日本近代登山の父と言われるW.ウェストン氏の碑がありました。1896年に著書で上高地の魅力を語り、日本人に登山の楽しみを啓蒙した人です。

目的地の西穂山荘は西穂高岳攻略のBCで、山の上にありながら通年営業で食事が出来る、まさに「天空のガスト」のような山小屋兼レストハウスだ。

初心者は西穂山荘から15分の丸山を越え、標高2701mの西穂高独標まで歩くのがお薦めらしい。広い尾根をゆるやかに登っていける。独標から先、標高2909mの西穂高岳山頂までは完全に上級者コース。



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10:12 心地よい太陽の下、わたしだけ「匍匐前進(ほふくぜんしん)」で進もうとしたが友達に止められた。ええい、体がなまってしまう。



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10:20 観光客で賑わう「田代橋」に着きました。橋の上から振り返ると穂高連峰の雄大な風景が見えた。対岸のトイレに行く傍ら、わたしだけその先の上高地帝国ホテルまで「逆立ち」で行こうとしたら、もう登山口に着くらしい。



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10:30 西穂高岳登山道入口です。ここから山道を登っていきます。

入口にいきなり行方不明者の写真が貼ってあり、わたし以外の二人の緊張感が高まった。遭難を憂慮し、念のため、ということでみんなで記念撮影しといた。友達はここに自分の顔が貼られることを想定し、なるだけ写真写りのいい画像をメールで彼女に送ってました。

その間、わたしは「エア腕立て伏せ」をしていた。



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10:48 鬱蒼とした森林を登り始めました。さっきまでの賑わいはどこへやら、まったく人がいない。つーか山に行く人は早朝にとっくに出発している。

最初にトレッキング経験者の友達が軽やかに先頭に立った。もう一人の友達の経験値はわたしと同じくらい。つまり、間違いなくこのパーティの命運はわたしにかかっている。責任の重さを痛感し、はやる気持ちを抑え、わたしは「敵の追撃」を警戒する役を買って出て、最後尾を守ることにした。

15分後、思わず、曲がり角の先で崖から転げ落ちたんじゃないかと思ったくらい、あっという間に先陣を切った友達が視界から消えた。



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12:07 もう1時間ほど、こんな急斜面を登っている。

取り残されたわたしともう一人の友達に、もはや無駄な会話はまったくない。肺は副流煙なんて贅沢は言わず、唯の新鮮な酸素だけを求め、足はガクガクだ。10分ごとに休憩した。

休憩中に友達と、今、江ノ島エスカーのような有料エスカレータがあったらいくらまで出すか話した。5000円までいったがまだまだ限界が見えなかった。



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12:18 心配した経験者の友達が戻ってきてくれた。かなり先まで進んでいたようだ。予想を超える我々の歩みの遅さにかなり呆れている。

途中に「スタバ」はなかったか、息も絶え絶えに聞いたら冷たい目をされた。



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結局、西穂高荘まで半分も辿り着けず、あえなく引き返すことになった。

今日はコンディションが悪かったようだ。



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13:33 敗残兵が上高地に戻ってきた。恐るべし山。疲れ果て、お腹が空き、ここで行き倒れになりそうだ。

標高1500mの上高地から西穂高荘までのルートは標高差が約900mあり、何だかんだ結構な体力が必要だ。西穂高荘に行くならロープウェイで標高2156mまで行ける岐阜県側の新穂高温泉から行くのが楽らしい。上高地からだと約3時間かかるが新穂高温泉からなら1時間半なので、次回は間違いなく、東京からヘリで来ることを誓いました。



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近くのホテルの食堂はランチタイムを過ぎてたので、河童橋周辺で昼飯を食べることにした。お腹があまりにも空いてて足取りが重い。

途中、人だかりがあって覗いてみると物怖じしないお猿さんが、キャーキャー言われて写真を撮られてた。このドヤ顔は完全にスター気取りだ。



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14:17 河童橋たもとの上高地五千尺ホテル別館のお食事処「河童食堂」で岩魚蕎麦を食べました。駅上の立ち食い蕎麦に慣れた舌には味がかなりワイルド。



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14:55 体力回復後、昨日、辿り着けなかった明神池に行くことにしました。

尚、山中でわたしと一緒にエスカレータを探してた友達は、ここで「That's All」宣言をしケビンに戻ってしまった。持参したパソコンに仕事を持ち込んでたらしい。



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上流から見て梓川右岸の遊歩道を進むと、昨日も見かけた展望デッキがありました。こんだけ天気がいいと昨日感じた沼地の魔女の瘴気はまったくない。ただ、夜中に肝試しに来たら完全にブレアウィッチプロジェクトになる自信がある。



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キラキラと輝く水流が静かな音を立ててます。「綺麗すぎて言葉が出ません」という言葉が出る。上高地は古くは「神降地・神垣内」ともいい、その森羅万象は神々しいほど美しい。



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その上高地の中でも、これから向う明神池と、その入口に鎮座する「穂高神社奥宮」周辺の気が特に強大だそうだ。超神水を飲んだドラゴンボールの孫悟空なら地球の反対側から見つけられるくらい。



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15:45 森を抜けると、梓川の本流に出ました。遠くに明神橋が見えている。穂高神社はすぐ隣だ。



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15:47 明神岳の麓、原生林に囲まれた穂高神社奥宮に来ました。尚、穂高神社の本宮は長野県安曇野市穂高にあり2013年に訪問しました。

穂高神社の祭神は穂高見神(ほたかみのかみ)で日本アルプスの総鎮守です。



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鳥居をくぐると1880年創業の歴史のある山小屋「嘉門次小屋」がありました。上條嘉門次さんは地元穂高の名登山ガイドとして知られていたそうだ。

宿泊の他、囲炉裏で焼く岩魚の塩焼きが食べれる写真の食堂があり、たくさんの観光客で賑わってた。



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穂高神社奥宮の拝殿です。
こじんまりしてますが、ちゃんと両脇に狛犬も揃ってます。



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神社境内奥にある明神池の一之池に来ました。穂高神社の神域内にあり、上高地を代表する有名なパワースポットだ。

広く澄んだ写真の一之池の他、奥には日本庭園のような二之池がある。さらにかつては三之池があったそうだが土砂災害により消えてしまったらしい。一之池からは女性的な「恋愛運」、二之池は男性的な「仕事運・金運」な気がもらえるそうだ。



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この写真を見た人がわたしに何かプレゼントをくれるよう願い事をした。



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隣の静かな二之池には岩魚がたくさんいた。透きとおった水が綺麗。

穂高神社では毎年10月8日に山の安全を神に感謝する「御船神事」というお祭りがあり、雅楽の調べの中、2艘の龍頭鷁首の御船を明神池に浮かべる祭事は平安絵巻そのもので、見物人に源氏物語やヒカルの碁を思い出させるらしい。



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16:40 明神池を後にしました。針葉樹林に囲まれ、静寂が支配した明神池は、とても幻想的な霊湖でした。尚、池がもっとも強烈な気を出すのは朝5時半くらいで、朝もやに覆われた両池は昼とは比べ物にならないくらい神秘的で美しいらしい。

ここで写真の明神橋を渡って、折り返し地点となる。



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明神橋は2003年に架け替えられたばかりでとても綺麗で立派。

尚、橋を渡った先には「朝焼けの宿 明神館」があり、宿の前には食堂・売店・ベンチがあって休憩ができる。わたしの気付いた限り、確か外での喫煙所は上高地一帯で唯一ここで見ました。明神館は槍ヶ岳方面の登山口でもあり、登山客らしき人たちがタバコ吸って休憩してました。



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よく見ると、写真右の暗がりに外人さんのカップルがいるよ。



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17:00 帰り道、徐々に暗くなって来ている。

梓川の左岸はアルプス街道と呼ばれ、キャンプ場まで特に観光スポットはない。道は広いので昼なら小鳥のさえずりを聞き森林浴をしつつのんびり歩けるが、すっかり暗くなって人もいないため少し不気味な雰囲気だ。

夕食がボクらの帰りを皿に座って待っているので早足で歩いた。



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途中、魑魅魍魎の住む異世界に迷い込み、わたしが内股なのが分かった。



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17:36 やっとキャンプ場に戻ってきました。

待機してた友達とハイタッチをかまし、ラストディナーだ。



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男の最後の晩餐はもちろんカレーだ。

最終日はわたしが炊事係として「至高のカレー」をつくる予定だったが、銭湯に行く途中、暗い夜道を星を見て歩いてたら見事に溝に落っこちて転び、手から流血してしまったため、やむなく洗い物係となった。

しかしながら、ケビンのシンクはお湯が出ず、水が冷たすぎて開始15秒でマジで凍傷で落ちるんじゃないかってくらい手に激痛が走り、次回は紙皿を活用し完全使い捨てで行くことを決心した。

その後「酒付きの修学旅行」のようなノリで、ダベってそのまま寝た。



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8:30 翌朝、最終日、木漏れ日の照らすキャンプ場です。最終日のミッションは「小梨平食堂」で朝飯を食って「混浴温泉」だ。



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朝飯後の帰り道、木漏れ日に癒されてたら「魔空空間」に引きずりこまれ、グロック構えて警戒態勢に入ったわたしです。

この後、荷物をまとめてバスターミナルに向かい、シャトルバスで上高地を後にした。初の上高地は田代橋から明神橋まで散策しましたが、次回はより奥地の横尾や大正池まで行ってみたい。平地ならコンディション良ければいける。



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13:00 パワースポットで吸収したパワーを体内に定着させるには、合わせて温泉に立ち寄るのがいいらしく、帰りに白骨温泉「泡の湯」に寄りました。
ここは「混浴」である。

しかしながら混浴の露天風呂は入口が男女で分かれており、それぞれの内湯からお湯の道を通って露天に合流する。白骨温泉の湯は白濁し透けないので、女性もわたしも問題ないと思った。

今回の旅の総括としては、
「スポーツ選手海外組のコンディション調整不足はたぶん言い訳」
です。(完)

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初コメント

新装開店きらきらホームページへの初コメントい
たします~

うららかな上高地,そして,地獄の西穂高登山道,
思い出しますなぁ.延々と続くあの急勾配...

高尾山ですら体調不良で帰り道にケーブルカー
を使うレベルのわたくすには厳しすぎましたね~

あの日,トレッキングの最中,余りの暑さと疲労
で,有料エスカレータや登山用タクシー,そして,
登山道に突然現れるジャグジー付きスパ施設な
どの幻覚をみたような気がしましたw

Re: 初コメント

>たてせんさん
懐かしいですよね~ここ数年でもっとも
疲れた2時間でしたが、幻覚中に話した
妄想会話が上高地で一番楽しかった時間
帯かもしれません。またぜひリベンジに
行きましょう。

あと今年こそ与那国を!
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