伊豆大島・三原山でパワースポット巡り 三原山登山


より大きな地図で 20120701 三原山 を表示

何とわずか一年で伊豆大島に戻ってきました。

昨年はくわえタバコで一人颯爽とキックボードを肩に引っさげ上陸しましたが、今年は女友達2人を引き連れてきました。島視点ではワイルド過ぎる!



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22:16 夜の竹芝ふ頭公園で友達2人と待ち合わせしました。

元々は日帰りで式根島の温泉に行く予定だったのですが、春先から計画してたにも関わらずチケットが伊豆大島の往復しか取れなかったため、急遽、趣旨が代わって、昨年キックボードで島中を這いずり回り、加えて女性の前で這いつくばるのも得意なわたしが、見知った大島の観光地をエスコートすることになりました。



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今回の装備品です。新兵器は手前のオリンパスの防水デジカメ「TG-1」です。昨年のストイックな旅と趣向がガラリと変わって今回はリゾートに行くのと、今まで使ってたFUJIのサブ機「F-31fd」の代替としての選定でもありメインの「NEX-5」と完全な差別化をするため、あえて防水アウトドアジャンルに手を出してみました。

「12m防水」「2m耐落下」「-10度耐低温」「100kgf耐荷重」という、のび太の大魔境にでも持ってけそうなタフネス性能に加えて搭載レンズの開放F値がF2.0と防水カメラの中では明るいため、光量が少ない海中や夜這いでの活躍が期待できる。



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22:42 友達と合流後、大型客船「さるびあ丸」に乗り込みました。今回の旅の道程は以下です。JTBがそのまま使ってもいいくらいの完璧な観光プランだ。

・大型客船で東京湾ナイトクルーズ
・山の見える早朝温泉
・三原山ハイキングコースを散策し「三原神社」で参拝
・お鉢巡りで三原山噴火口一周
・サンセットパームラインを自転車でサイクリング
・海水浴
・海の見える昼下がりの温泉
・ジェット船で離島

パワスポ的な楽しみとしては、三原山の噴火口巡りと三原神社参拝です。



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活火山は大地のエネルギーが収束し噴出する最強のパワースポットで、三原山の噴火口から噴き上がる火柱や火映は古来より「御神火様」として崇められてきました。近年ではゴジラが生まれ出た場所として特撮ファン、また貞子の生まれ故郷としてホラーファンに崇められてます。

そして、その噴火口脇に佇む三原神社は、1986年の全島民が島を脱出した大噴火のときも被災を免れ、その際、火口から溢れ出た大量の溶岩流がなぜか神社の手前で神社を避けるようにその両側へ流れを変えたという「奇跡の神社」として知られてます。



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23:14 出航しました。東京湾を南下してます。デッキで遠ざかるお台場を見ながらルネッサーンスしました。

1等船室に戻って寝たのは1時過ぎ。昨年はわたしの貸切だったが今回は5,6人の先客が先にイビキかいて寝ており同室で他人が寝てると緊張するタイプのわたしがなかなか寝付けないのは明白だ。ソースは修学旅行。

伊豆大島には朝5時に着くが、万が一、起きれないと中央線で寝過ごすレベルではない。目が覚めたら南洋の八丈島で途方に暮れる事態になりかねない。



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4:43 「GANTZ」が喋ってるようなケタタましい新しい朝を告げる放送が鳴り響き、余裕で叩き起こされました。寝る前のわたしに教えてあげたい。寝ぼけ眼でデッキに出ると、夜明けの美しい太平洋が広がってて、寝ぼけ眼が飛び出る勢いで目が覚めた。



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4:49 上陸準備で皆、指定ゲートに集まってます。
かなりの人が大島で降りるようだ。



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4:52 下船しました。1年ぶりの懐かしの伊豆大島の野田港だ。
昨年の公約通り、キックボードは置いてきました。



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5:04 ここからは下調べをしてきました。大型客船で来島すると早朝のこの時間に着くことになりますが、まだ路線バスは動いてないんで、この時間の下船客のためだけに船着場の先の広場で島の各所へ向かう臨時バスが待ってます。

お店や観光施設はまだ開いてなく通常の観光客はまずは荷物を置きに宿方面に向かうのだろうが、我々のような日帰り客はまずは早朝温泉がベストです。早朝から入れる温泉は二箇所あり、三原山の麓にある「大島温泉ホテル」か、島でもっとも賑わう元町港にある「御神火(ごじんか)温泉」です。どっちも朝食も食べれます。



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5:31 貸切同然の臨時バスで、三原山の中腹、標高約498mにある大島温泉ホテルに着きました。三原山一帯は深い朝もやに包まれ、とても幻想的。朝食を予約してから温泉に行った。入浴代は一人800円。



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5:46 早朝の温泉は、やろうと思えば湯船でおしっこすることも可能なくらい完全にわたしの貸切だったため、脱衣所に戻って今回の新兵器、防水カメラTG-1をシェイクダウンしてみました。



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露天に出てみました。
朝のひんやりとした空気の中で入る露天風呂は最高に気持ちいいです。



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わたしの足のサービスショットです。
と、言うためだけの写真を撮るくらい一人っきりだと寂しい。ていうか暇。

大島温泉ホテルはこの露天から見える三原山の雄大な眺めが売りですが、足以外、何も見えない。引率の先生としてこの後のお鉢巡りが心配になりました。

風呂から出てさっぱりした後、ビュッフェで朝食を食べました。山頂行きの路線バスはホテル前に到着するので、それまでロビーのソファでゴロゴロしてお土産漁ってみんなでオナラしていよいよ三原山の山頂に向かいました。



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8:55 路線バスの終点、標高約555mの「三原山山頂口」に着きました。ここには展望台と待合所、数軒の茶屋や土産物屋が固まってます。

三原山山頂付近は長年の火山活動で形成されたカルデラ盆地で、盆地内には直径約3.5kmの広大な平原が広がり、平原を取り囲む標高約700mの尾根が外輪山を形成しています。目指す噴火口は広大な平原の中央にそびえる標高約758mの内輪山の中央火口丘にあります。

三原山山頂口は外輪山の西壁山頂に位置しており、高尾山の頂上とほぼ同じ高さのここまで路線バスで来ることができるのだ。



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8:59 霧の中を距離2.2km、所要45分の「山頂遊歩道コース」で歩き始めました。外輪山から内輪山までなだらかな盆地なためハイキング気分、夜中にフラりとコンビニに行く感覚で噴火口まで行ける。コースは他にも複数あり、

・三原山山頂口からの別ルート「表砂漠コース(周回乗馬コース)」
・北の大島温泉ホテルから樹海を通って登る「温泉コース」
・北東の大島公園から裏砂漠を横目に登る「テキサスコース」
・東の「月と砂漠ライン」から裏砂漠を突っ切って登る「大砂漠コース」

後者ほど難易度は高め。



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9:10 昨年も見かけた土管型のシェルターがこっちにもありました。濃い霧のせいか、映画「リング」で貞子が落っこちた呪いの井戸のようなオドロオドロシイ雰囲気。

しかしこの霧はマジで凄い。歩いてると視界が20mくらいしかなく、物凄い湿気を含んだ強風が吹き荒れている。エンディングが容赦なかったスティーヴン・キング原作のSFホラー怪物映画「ミスト」を思い出します。



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9:26 盆地をつっきり内輪山を登り始めました。遊歩道は綺麗に舗装・整備されており正直、新宿のサビれた路地より歩きやすい。ちなみに三原山山頂口からの遊歩道はどれも自転車通行は禁止されてるんで、たぶんキックボードも不可。



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歩き疲れてしばし休憩中。強風が運んでくるマイナスイオンのシャワーを全身で吸収してます。

その間、騎士道精神溢れるわたしは、霧の中から怪物が出て来る設定とし、一人で背後を警戒していました。



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ケンカ売ってんのか、っていう看板があった。



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9:39 ついに山頂の三原神社に着きました。鳥居が徐々に霧の中から浮き出てきてとても幻想的です。



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創祀年代不詳の三原神社は、昨年、わたしが鳥居だけ見てスルーした大島西部にある大宮神社の境外社です。

当時の幕府への報告書であった「伊豆大島差出帳」の記述によれば、ベルバラでオスカル・フランソワ・ド・ジャルジェがアンドレと結ばれた1789年にはすでに現在地に鎮座してたそうです。



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鳥居をくぐってホワイトアウトした参道を歩いていくと、霧の中から小さな白い社殿が現れました。

三原神社の祭神は「阿治古命(あじこのみこと)」で、親神は伊豆大島の火山湖の女神「波布比咩命(はぶひめのみこと)」と、伊豆七島を創った「事代主命(ことしろぬしのみこと)」です。



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道中の無事と世界平和とアナタの幸せを祈願し御参りしました。



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社殿の周囲は真っ黒い溶岩跡に取り囲まれてました。

1986年の大噴火当時、山頂付近は空も地面も巨大な業火に包まれ、まさしく地獄のような光景だったでしょう。大地が奏でる轟音が鳴り響き、燃え盛る炎に照らされる中、まるで何かに護られてるかのように静謐に佇む社殿。まさに奇跡の爪痕です。



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9:45 三原神社を過ぎ、噴火口を囲んでる「火口一周コース」を先に進みました。霧はますます濃くなり、風は嵐となっている。今日はミニスカートじゃなくて大正解。



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9:46 霧の中から魔法のように火口展望台が現れました。三人の誰かが御手洗いを念じたに違いない。はい、わたしです。一旦、トイレ休憩で退避することにしました。



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屋上が展望台になってました。凄まじい強風で吹き飛ばされそうだ。上の写真が漫画のコマなら手抜きと言われかねないくらい360度真っ白で、雲の中を飛んでる空中都市みたいです。



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足元に360度の地図がありました。
天気がいいと、ここから富士山も見えるらしい。



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霧に完全に閉じ込められました。「ミスト」の世界だったら自殺する展開だ。このまま素敵に一晩過ごすハメになるのか??



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展望台の前から噴火口へ一直線に進む「火口見学道」が伸びていました。火口一周コースが山手線だとすればこの道は中央線だ。

この道を進んで噴火口を覗き込む予定でしたが、霧と風はますます強くなり間違いなく何も見えないし、火口に転げ落ちでもしたら第二の「三原山死の案内人事件」になってしまう。帰りのバス時間も考慮し遺憾ながらここで断念して三原山山頂口に戻ることにしました。



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三原山は古くは「御腹山」と言い、まさに神の業火が生まれ出る大地の子宮を意味し、実はハワイのキラウェア火山、イタリアのストロンボリー火山と並び「世界三大流動性火山」と呼ばれるほど世界的にも有名な活火山です。

同様の例で「世界三大河川」のアマゾン川・ナイル川・ミシシッピ川、「世界三大瀑布」のイグアスの滝・ヴィクトリアの滝・ナイアガラの滝、と並べると、その知名度の高さが分かります。



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10:28 三原山山頂口に戻ってきました。
お土産買って休憩してみんなでオナラしてバスで下山しました。



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11:10 懐かしの元町港です。
青空と太陽が輝いている。さっきの霧はなんだったの?



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東海汽船待合所前の広場から三原山を振り返ってみると「ヘビー・スモーカーズ・フォレスト」な霧に覆われて全景が分かりません。さっきまで、あの分厚い雲の中をさ迷ってたのか。



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次に駅前の「らんぶるサイクリングショップ」でレンタサイクルを借り、島内散策に繰り出しました。キックボードと比べ楽チン過ぎます。



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海沿いの道から、去年、キックボードで走ったとても素敵なサンセットパームラインに向かいます。



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サンセットパームラインに入りました。一面の青い空、白い雲、光る海、心地よい風、日に焼けたレンガの道、そしてチャリンコの圧倒的な機動力、どれもこれも気持ちいい。



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乗ってるのがチャリじゃなくて馬だったら、まさにファンタジー小説で想像してた光景です。脳内で「グインサーガ」の「赤い街道」を走ってみた。



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道沿いの広い芝生の上のベンチで休憩しました。空が広すぎる。

写真をよーく見ると、真ん中やや左にジェット船、真ん中やや右に富士山、真ん中真上にUFOが小さく写っている。



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11:54 前の写真のジェット船と富士山は嘘です。再び出発しました。昨年もキックボードで通った溶岩跡だ。



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12:02 ここらで昼食を食べに、ガイドブックに載ってた「すし元」に向かうべく、サンセットパームラインを右折し街中へ向かいました。タイムスケジュールが完璧過ぎる。



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12:15 颯爽とエスコートするところが、完全に道に迷ってしまいお店に電話で場所を聞いてやっと辿り着きました。カッコ悪い。



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特上寿司を頼みました。お店の人はとても親切。スマホも充電させてくれました。暖かいお茶飲んでみんなでオナラして1時間以上、マッタリした。



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14:10 昼食後、元町港に戻り、大島で一番賑わう「弘法浜」に行きました。

伊豆大島には複数の海水浴場がありますが他の無人の浜辺と違い、元町港から徒歩10分くらいのこのビーチではカキ氷や焼きそばが売ってる海の家やシャワールーム、休憩所が完備してます。



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TG-1で撮った海中写真です。正直、弘法浜のビーチはあまり綺麗でなく、水は濁り足元は岩だらけで足が着くとめっちゃ痛くて立ってられず、この後、ガチの浮き袋の奪い合いになった。



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ただ、激混みの伊豆や九十九里などと比べると周囲を気にせずプカプカ浮いてられるんで、とてもリラックスできました。波に揺られビーチでビール飲みながらみんなでオナラしてノンビりしました。

TG-1は画質は悪くなく特にマクロは綺麗。ただ起動時間やボタンレスポンスが遅すぎ、刹那的なパンチラショットを撮るのは非常に困難に感じた。つーか操作性は、常に中学生のように機敏に反応したF-31fdと比較するとイライラする。代替機としては決定力に欠ける印象だ。



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15:39 ラストイベントで元町の温泉「浜の湯」に来ました。昨年、出航が元町港だったら、わたしも最後に寄ろうとしてた露天温泉です。芝生と松が綺麗な長根浜公園の入口にあります。



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浜の湯から水着着用の混浴露天なので、ぜひともカップルで来るべし。温泉に浸かりながらマッタリと輝く海と伊豆半島を眺めることができます。ここから見る夕陽がとても綺麗らしいので夕方に来るのがいいかも。



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湯船の中でみんなでアブクをつくってシャワーを浴びて外に出ると、目が合ってもまったく逃げようとしない不思議な鳥に出会いました。

完全にこのオレをベジタリアンと勘違いしてやがる。



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16:30 帰りのジェット船がやってきました。いよいよお別れのとき。

今回は日頃の行いが良い友達といたので、出航はそのまま元町港。お土産買ってアイス食べてみんなでオナラする時間も充分あった。



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16:44 サマンサ・タバサのようなピンクのジェット船に乗り込み、席に座って1分で爆睡しました。



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結局、この日、三原山は最後まで巨大な雲がかかってました。メインのお鉢巡りは火口を見れず残念でしたが、白い霧で覆われた山頂の世界はとても幻想的でむしろ貴重な体験だったかもしれません。

二年連続で訪問した伊豆大島ですが、まだ見ぬ「裏砂漠」と「波浮港」以外は制覇した感があります。さらば伊豆大島。さすがに来年、三年連続で戻ってくることはあるまい。あるとしたら、わたしがリングの「呪いのビデオ」を見てしまったときでしょう。(完)

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