サイパン旅行(2) レンタカーで島内一周


より大きな地図で 20140428_サイパン を表示

二日目は左ハンドルなレンタカーでサイパン島を一周します。車はスイッチ類も逆なため、慣れるまで車線変更の度にワイパーばっか動かし、落ち着きのない車になってました。



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8:49 眠りから目覚めました。今度こそ心地よい天気です。
うひょう!
俺が本気を出せばこんなもんだ。



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部屋を出ると、ガラパンの街も煌めく太陽に照らされ眩しく輝いてます。



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9:18 朝飯はビーチロードにある「American Pazza&Grill」という見た目、庶民的な店でオムレツを食べました。珈琲とセットで9ドル。むう、ビックマックセットより高い。

今日はレンタカーを借りて島内一周タイムトライアルをします。



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9:50 朝食後、そのままビーチロードを歩き、日本でネット予約しといた「ハーツレンタカー(Hertz)」に向かいました。ホテルを出るときロビーの先に、安心のトヨタレンタカーのデスクがあったような気がしましたが気のせいに違いない。



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カプリチョーザと、肉料理の「トニーローマ」が入ってるこの建物にハーツのガラパン営業所があります。

ちなみに日本でハーツの公式サイトからガラパン営業所の場所を地図検索するとトンでもない山奥を指し示し、歩け正直者のわたしは危うく遭難する所でした。少し前のiPhone地図でも使ってるのか。



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10:21 レンタカーは裏に止めてあった写真の「Mazda3(アクセラ)」ですが、上の看板が気になって車どころじゃない。

フレンドリーな営業所のオバちゃんは、長嶋監督のようなわたしの日本語混じりの英語か英語混じりの日本語かよく分からない言語を粘り強く聞いてくれました。現地人は皆、日本人に優しいです。



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10:28 青空の広がるミドルロードを北に向かってカッとばしてます。うひょう!

まずは島の北側に集中する観光名所群を周ります。サイパンは日本の免許証がそのまま使え、地図はお店に入ると必ず大量に積んである観光地図で充分で、左ハンドルに慣れれば問題なく走れます。



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10:48 最初の観光地、サイパン最北端の「バンザイクリフ」に来ました。中国人観光客の団体がいて大変賑やかでしたが、雄大過ぎる景色に五感が奪われ、あまり気になりません。

バンザイクリフは1944年、上陸したアメリカ軍に追い詰められた日本兵や一般市民が「天皇陛下、万歳」と叫びながら身を投じた悲劇の場所です。



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80mの高さの断崖絶壁から飛び降りた自決者の数は総計1万人とも言われ、写真の美しい群青色の海が一面鮮血で真っ赤に染まったそうです。

地平線の彼方の祖国に目をやりつつ、遥か下の荒ぶる波間と岩礁に飛び込んだ人々の決意を想像すると、同じ日本人としてとても心が痛みます。



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それから70年、かつての悲劇の地には地元の人の好意でたくさんの慰霊碑や供養塔が建てられ、昔と変わらぬ雄大で美しい景色の中に静かに佇んでます。



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11:15 次に来たのはマドック岬の南にある「バードアイランド」。

バードアイランドは石灰岩に覆われた高さ46mの無人島で、たくさんの海鳥の棲家となっており、朝夕には一斉に巣を出入りする光景が見えるそうです。



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島の緑と二色の海のトリコロールが映える迫力のある絶景です。

この海域は海亀の生息地らしく、目を凝らすと泳いでる海亀や杖持った亀仙人が見れるそうです。この後、しばらくしてバンザイクリフにいた中国人観光客の団体が大挙として押し寄せ、チャイナアイランドになったので早々に出発しました。



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11:31 次に来たのが標高249mのマッピ山の山頂付近にある展望台広場で、ここは「スーサイドクリフ」と呼ばれる崖の上です。

スーサイド(Suicide)とは「自殺」の意味で、バンザイクリフと同様、サイパン島の戦いで多くの日本人が玉砕・自決しました。



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スーサイドクリフからの絶景です。眼下にバンザイクリフが見えてます。

我々が来たときは観光客も少なくとても静かで、しばし70年前の情景を思い浮かべながら雄大な景色を眺めてました。



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広場の中央には十字架と仏様とラッテ・ストーン風の台が組み合わされた純白の大きな慰霊碑がありました。国籍を問わず戦争で亡くなった全ての犠牲者を慰霊するために1972年にサイパン・アメリカ・日本の関係者が協力して建てたそうです。

にも関わらず残念なことに、周囲の慰霊碑や説明板には一部アジア国の言語で日本をターゲットにした落書きがたくさんありました。



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スーサイドクリフからの帰り道、明日訪問するマニャガハ島を見下ろせる美しい絶景ポイントがありました。ここは誰にも言わないでおこう。



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11:55 最後に来たのはバンザイクリフ近くの「ラストコマンドポスト」です。

ここはサイパンを防衛した日本軍最後の司令部跡で、錆付いた写真の95式軽戦車や砲台の残骸も残ってます。また周辺には戦没者慰霊碑が建てられており、2005年には天皇陛下夫妻が海外では初めてとなる慰霊目的だけでサイパンを訪問、各慰霊碑に供花されました。



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天皇陛下の訪問の際、サイパン在住の韓国人団体が天皇陛下を侮辱する横断幕を掲げ反日デモを計画しましたが、それに地元のチャモロ人が激しく反発し全島に韓国企業のボイコットを呼びかけたため結局、横断幕を撤去せざるを得なかったそうです。日本に対する現地の人たちの心温まるエピソードです。



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岩山を利用した司令部の跡です。頑丈なコンクリート壁には直撃弾による大きな穴や砲撃の傷跡が生々しく残ってます。

ここで完全に巻いたと思ってた先ほどの中国人観光客の団体に追いつかれてしまい、あっという間にそこら中が喧騒に包まれました。



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司令部のあったトーチカの中です。

ちなみに、中国人観光客で一人、ずっとわたしを睨みつけてたオジさんがいましたが、たぶん、わたしが実は宇宙人だと言うことがバレたに違いません。



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入口に立つかつての砲台は、無人の司令部を今も護り続けてるかのようです。

尚、写真の赤い花は「フレームツリー(火炎樹)」と呼ばれ、サイパンを象徴する樹木で、大戦中、サイパンに移住した日本人たちは故郷を懐かしんでこの木を「南洋桜」と呼んだそうです。



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12:39 再び車に乗ると今度はビーチロードを南下し、ガラパンから8kmほど南の「ススペ」にやって来ました。ススペはガラパンに次ぐサイパン第2の繁華街でサイパンの主都です。司法や行政機関の建物があります。

写真はサイパン最大のショッピングセンター「ジョーテン・ショッピングセンター」です。ここの駐車場に車を止めてランチに繰り出しました。



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ジョーテンの対面にある韓国系ホテル「サイパンワールドリゾート」です。ここにはサイパン最大のウォーターパークがあるらしい。

ちなみにマッサージ・セラピストさんが教えてくれた今のサイパン事情だと、観光客の数で言えば恐らく中国>韓国>日本だが、マッサージ客は日本>>>韓国>中国らしい。他の二国は高額な買い物がメインで、マッサージにはあまり来ないようだ。



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通りを歩いて、我々がランチを食べるにふさわしい店を探してます。

少し前に降ったスコールで大きな水溜まりが点在する荒々しい通りは、表からはボッタクリカフェなのか、ぼったくりバーなのか判断し難いお店がひしめいており、現地臭が高く難易度高い雰囲気。



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結局、ガラパンにもあった24時間ドーナツチェーン店「ウインチェルズ(Winchell's)」を発見し飛び込んでしまいました。ヒ、ヒヨッたんじゃなくドーナツが食べたかったんだからね。



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珈琲付きで3ドルでした。さすがチェーン店、外食事情が高いサイパンで考えられん値段だ。また来よう。



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ドーナツ食べた後、近くの「マウント・カーメル大聖堂」まで歩いてきました。ここはサイパン最大のカトリック教会で太平洋戦争で破壊された後、国家再建の願いを込めて1949年に再建されました。



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大聖堂の近くに、この地で命を落とした日本軍守備隊の慰霊碑がひっそりとありました。どうか安らかに。



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14:04 再び車に乗って更に南下、サイパン国際空港に来ました。
地図に載ってたこの近くの日本軍の戦車の残骸を探して彷徨ってたら迷い込んでしまいました。



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結局、普段カーナビに頼り切って、ニュータイプの感が退化した我々には戦車は見つけられず。無念ながら先に進みました。

サイパンの南部は北部に比べ目立った観光地が無い印象です。



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14:38 「聖母マリアの祠(サンタ・マリアのほこら)」に来ました。
ドラクエに出てきそうな名前だ。

この日は地元の人たちが集会を開いてたようで駐車スペースが無く、どうしようか迷ってると、駐車場の入口からどこかで観た集団が続々と車で入って来てまさかと思ってよく見たら北部で遭遇した中国人観光客の団体で、躊躇なく路駐してく光景に、このままでは車が出せなくなると思い早々に脱出しました。



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16:45 その後は特に寄る場所もなく無事に島内一周完了。ホテルのプールサイドでディナーまでノンビリしました。

明日のマニャガハ島ツアーに備え、バタ足から犬掻きまで一通りテスト。



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プールのある外に面した一階ロビーにはビリヤード台と卓球があり、元稲中卓球部員として「友達と汗だくになって卓球勝負をしてからプールに飛び込むコンボ」を5回くらい繰り返しました。



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18:19 ディナー前にいい感じでヘトヘトになって、一旦、部屋に戻ってくると、ドアに謎の手紙がはさんでありました。ラブレターかしら?

・・・な、なんと台風が接近中で明日のマニャガハ島は閉鎖、全てのツアーが中止になったという。マジ??



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衝撃のあまり、腹がチャイコフスキーの「悲愴」を奏で始めたので、とりあえずディナーを食いにガラパンに繰り出しました。

シーフード&ステーキの店「モビーディック(RESTRANT MobyDick)」です。



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ヤケモヒートを飲んだ。



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ヤケロブスターを食べた。



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ロブスター+酒で48ドル。レッドロブスター以上にプリプリで美味しすぎる。しかし、明日のマニャガハ島ツアーが中止になったのは計り知れないダメージだ。今回の旅行の目玉の親父だったのに。



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22:07 その後、夜のガラパンを練り歩いた後、今日のシメでホテル近くの「カフェバー・サンズ(SANDS)」に行きました。
ここはビリヤードとダーツもできタバコも吸えるオープンなプールバーです。



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ヤケビリヤードとヤケダーツしました。



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店員さん達は近寄りすぎず遠すぎず、兄貴のように見守ってくれる感じの暖かい雰囲気で、実はかつてないほど居心地が良い店でした。



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しかし明日は一体何をすればいいのか。
猫ちゃんに聞いてみましたがニャーしか言ってくれません。

友人と真の「台風男」の称号を譲り合って口論した後、明日朝一でホテルのJTBデスクに相談しに行くことにして寝ました。(続く)

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