キックボードで八丈島一周サイクリング (1) 準備編/oxelo購入


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2015年8月、伊豆七島キックボード挑戦シリーズの最終シーズンを飾るべく、八丈島を一周してきました。八丈島は東京の南290kmの太平洋上に浮かぶひょうたん島で、1周約43km。ちょうど大島と三宅島の中間の大きさだ。

島の北半分には標高854mの八丈富士、南半分には700mの三原山がそびえており、二つの山をアップダウンするワインディングロードはまさに最後の戦いに相応しい。



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7月、最終決戦に向けての切り札として、大島と三宅島の教訓から走行性能と輪行性を強化した新型キックボード「oxelo(オクセロ)TOWN9」をシェイクダウンした。主人公機の乗り換えは、ロボットアニメの定番だ。

ナチュラムで22,500円。旧主人公機はアマゾンで22,800円でほぼ同じ。



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これが我がダブルオー・クアンタだ。乗り換えの強化ポイントは以下3つ。

・新たにハンドブレーキ&前輪サスペンションを装備
・ワンプッシュ1秒で変形可能
・折りたたんだ状態で後輪を転がしながら引っ張れるトロリー機能搭載

特にハンドブレーキは渇望してた機能で、過去、山道走行で痛感した制動力不足を大いに補い、機動力で他のキックボーダーを圧倒するだろう。って、他にいるのか?


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早速、マンションの屋上で旧「micro white(マイクロホワイト)」と比較してみた。折りたたんだ状態では手前のマイクロの方がややコンパクト。重量もマイクロの5kgに比べオクセロは5.9kgと更に重くなっている。

ただオクセロはこのまま前輪を地面に設置させてキャリーカートのように引っ張ることができるのだ。またショルダーベルトも装着可能で、持ち運びで常に5kgを抱えねばならないマイクロと比べ、取り回しが圧倒的に楽だ。



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変形してみた。全高はほぼ同じ。

手前がダンバインで奥がビルバイン。そして分かる人はオッサンだ。



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乗り場となるデッキはオクセロの方が大きく乗りやすい。

長距離走行では両足で交互に蹴る必要があり、地味に差が出るポイントだ。



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マイクロはデッキ下部にスタンドが付いてるので華麗に自立できるが、オクセロはスタンドが無く、半変形して本体デッキを地面に設置させて自立する。かなりバタくさく、めんどくさい。



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オクセロは、写真の前輪真上にあるボタンの付いた突起箇所を足で一蹴りするだけで、ロックが解除されると同時にテコの原理で本体デッキと後輪が真上に跳ね上がり、一瞬で折りたたまれる。このアイデアは凄い。



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折りたたみを途中で止めるとデッキが地面に設置し写真のように自立するのだ。この間はマイクロより安定してるが、段々、噛み合わせが緩くなり途中で止まらなくなってきた。中華クオリティなので仕方ないか。



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そう、マイクロはスイスブランドだが、オクセロはチャイナブランドで、やはりエレガントさ、格調高さではマイクロが圧倒的に上。今回の買い替えを最後まで迷ったポイントだ。まあぶっちゃけ、どっちもmade in チャイナなのは変わらないんですが。



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ブランド志向のミーハーなわたしだが、かつてない戦いを前に機能性重視で乗り換えを慣行した。色白のマイクロと比べ、黒光りしたオクセロはヤリ手感満載だ。コイツとなら間違いなく八丈島を攻略できるはず。



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尚、オクセロには専用ケースがついてるのでセットで購入した。

専用の名の通りギリギリのサイズなのでとてもコンパクトでいい。



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便利なのがこれ。両端のファスナーを空けることで、袋に入れたままトランクのように引っ張れることができる。駅のホームなどで役に立ちそうだ。



シーパークリゾート

並行して船と飛行機、ホテルの予約をした。八丈島には素敵なホテルやペンションがたくさんあるが、わたしが昨年ネットで知り得た限り、8月の繁忙期に一人客で予約可能なのは「ホテル八丈シーパークリゾート」しかない。

昨年、二度予約して二度とも台風でキャンセルの憂き目にあっている。お待たせしてすみません、三度目の正直で検索すると・・・な、なんと閉館してるじゃないか。ただお知らせ文面をよく読むと「リードパークリゾート八丈島」として生まれ変わることが書いてある。早速、るるぶで検索し、改装工事中特別価格、1泊10,260円で無事予約できた。



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予約周りが完了し、次は荷物準備だ。まずは大島以来となる「snow peak」のテントを引っ張り出した。大島で一回使ったきりだが、今回使わないともう一生使わないかもしれん。

真ん中のオレンジ色のは、大島での寝心地の悪さを教訓として新たに購入した超軽量スリーピングエアマット「NEMO ZOR 20M」。わたしのテントを天蓋付のフランスベッドに変えてくれる。



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八丈島は年間降水量がなんと東京の2倍、完全な晴天は年間で1週間程度しかないことから、OUTDOOR「携帯レインコート」を用意した。とても軽量で、持ってるのを忘れるどころか持ってくるのを忘れるかもしれない。

そして黒いデス袋のようなのは、ISUKAの防水袋「ウェザーテック スタッフバッグ」。周回中、スコールに遭遇したら、ハシャぐ前に鞄の中の電子機器や財布をこの中に詰めて浸水を防ぐ。



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カメラはNEX-5と迷ったが、テント類で荷物が相当重くなったので、SONYのハイエンドコンデジ「RX100M2」にした。そして昨年、八丈島制覇の秘密兵器として購入した防水タフネスGPSロガー「GARMIN etrex20」に、最強スマホ「TORQUE G01」。歴戦のパーティの戦友のように頼れるヤツらだ。



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あと二日目夜のホテルまで充電の見込みが立たないことから予備バッテリーを大量に用意。特にデジカメはあえて充電器を持たず物量勝負だ。

またスマホのバッテリーを極力節約すべく、休憩中やテント内の娯楽用に「kindle paper white」を買った。通常使用で2週間も持つので、仮に、往きの船が嵐に逢い太平洋を漂流するハメになっても、退屈を感じさせず快適に過ごせるだろう。



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最後に、今回で禁煙を完全なものとするため、10年以上の喫煙人生で一回だけ吸い、あり得ないくらい美味しいと思った高級タバコ「The Peace(1000円/1箱)」をあえて購入した。

走行中、常に持参し、達成感と疲労から来る圧倒的な喫煙欲に耐え抜くことで真の禁煙王を目指す。って、あり得ないくらい無駄な荷物だ。



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8月に入り、八丈島攻略をシミュレーションしてみた。

ミクちゃんがいる位置が上陸地点。上陸するとまず港近くのキャンプ場でベースキャンプを設営する。大島の教訓で不要な荷物は全て最初にテントに放り込んでしまう計画だ。

・1日目:大型客船で朝着。北半分を回り、キャンプ場宿泊
・2日目:温泉に入りつつ、南半分を回って一周達成。ホテル宿泊
・3日目:昼のANA便で帰宅

しかし気になるのが雨と台風の動向だ。大島と三宅島では全く気にしてなかったが、なんせ昨年2回も台風で予約キャンセルとなっており、晴れ男の御利益が通用する気が全くしない。



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いよいよ出発まで1週間を切った。後は行くだけ、と思ったら、お約束のようにまたしても台風13号が接近してきやがった。

昨年の再来かとかなりビビったが、御利益を結集し気合を入れて台湾方面に吹き飛ばした。



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そして出発当日。ついにこの日を迎えました。竹芝桟橋です。

気になる台風は、13号は大陸の彼方に消えたが14号が不気味に接近している。週間天気予報も雨が降るのは避けられそうも無く、船は接岸保証の無い条件付出港だ。先の展開が読めそうになく出たとこ勝負だ。



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22:18 いよいよ乗船。カラフルな色の船は、昨年竣工した東海汽船の最新鋭艦「橘丸」です。一昨年、三宅島に行った際に乗った1986年竣工の「かめりあ丸」の後継船だ。



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全長118m、速力19ノットの橘丸は、ディーゼル+電動駆動のハイブリット推進機関を搭載し低燃費・低騒音・低振動を実現。環境対策では排ガスエコノマイザを装備し、また客室の個室数を増加しバリアフリー対応するなど、スーパーエコシップの異名を持つ。



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乗艦した。橘丸の特徴的なカラーリングは戦前に活躍した往年の「橘丸」を一部継承しているそうだ。またメインマストにデカデカと描かれた巨大なノルウェー国旗は実は国旗でなく、東海汽船の社旗らしい。余裕でノルウェー国境を侵犯できるくらい似てる。



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出航した。見る見るうちに東京タワーが離れていく。

実は船室のベッドで寝そべってスマホをいじってたのだが、出航してたことにまったく気づかなかった。スーパーエコシップの名は伊達じゃない。



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早速、船内を探検した。新造艦の橘丸はメチャクチャ綺麗。まずはレストランの前のガラス張りのカウンター席でぺヤングを食った。実は出発前、謎の腹痛に襲われ夕飯を食えなかったのだ。この奥に給湯器が用意されている。

3つくらい離れた席には同じように一人でカップやきそばを食べるロッカーな女性がおり、全く同じ行動を取るわたしを見て、生き別れた双子の弟じゃないかと疑ってる様子だった。



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橘丸のトイレはなんとオールウォシュレット。

今回の旅行の驚きのピークがいきなり来てしまった。



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三宅島へは1等船室で行ったが、1等は隣との距離感が想像より近く、かなり周囲に気を使うハメになったので、今回は特2等室を予約してみた。



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特2等室は写真のような小学校以来の2段ベッドだ。一人旅に最適。

子供の頃は兄が上でわたしが下で寝てた。上が羨ましいというか下が嫌で、親にせめて三段ベッドにしてくれ、と頼んだものだが、今日は出入りの楽さから圧倒的に下がいい。



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カーテンを閉めると、この通り完全な個室空間となる。床はマットで弾力性があり、毛布を被ればかなり居心地がいい。出歩く時は写真の金庫に貴重品をしまえるので安心。



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個室の電灯にコンセントが付いてたのでスマホを充電できた。

いよいよ9時間後には八丈島だ。今回は天気が非常に気になる。走行中、降雨に会い、走行不能にならないだろうか。また、キャンプ場は非常に混んでるらしく、テント素人としてスペースが無い中でテントを張れるか、雨で浸水しないか、人見知りとして寂しい思いをしないか、など心配事は尽きない。頼れるのはマーフィーの法則だけだ。(続く)

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